イエルバサンタ
【お詫び】
イエルバサンタは、「聖なるハーブ」と呼ばれている、とても素晴らしいハーブなのですが、
知名度が低いために、流通量が少なく、生産量も限られています。
残念なことに、弊社の仕入先も、イエルバサンタの取り扱いを止めてしまいました。
今現在、他の仕入先を探しています。
入荷次第ここにお知らせを書きますが、自信をもって卸すことができるような
良質で値段が安いイエルバサンタは、まだ見つかっていません。
しばらく時間がかかると予想されますので、気長にお待ちくださいますよう、
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
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☆イエルバサンタ(ヤーバサンタ)は、日本ではまだなじみのないハーブですが、
「聖なるハーブ」と呼ばれているように、とても癒しのエネルギーが強いハーブです。
その強い癒しの力をご紹介するために、アメリカでの使用例を下記に様々に紹介します。
この紹介記事は、あくまでもアメリカでの使用例であり、その使用法をお勧めするものではありません。
弊社で販売するイエルバサンタは、ナチュラルインセンスとして燃やして使用します。
インセンス、スマッジング以外での目的では決してご使用なさらないでください。
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イエルバサンタ(スペイン語読み)、ヤーバサンタ(英語読み) 原産地: アメリカ合衆国 カルフォルニア州 学 名: Eriodictyon trichocalyx 別
名: Eriodictyon
californicum
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通称、Sacred Herb, Holy Plant, Palo Santo, Mountain Balm, Bear's Weed, Consumptive
Weed, Tarweed,
Gum Plant, Gum Bush とも呼ばれています。
イエルバサンタ、別名「聖なるハーブ」はカリフォルニア生まれの植物ですが、西海岸の多くの場所でみかけます。
一般的に、カリフォルニアの人々の間では「マウンテンバーム」と呼ばれています。
イエルバサンタは、伝統的に、たばこのように吸ったりスマッジングに使われてきました。
イエルバサンタの好む生息場所は古くからの神聖な場所です。
そんな場所に道路をはじめ、建物や橋の建設のために人間が侵入してきた時、
イエルバサンタはできる限り頑張ってその場に生き続けようとします。
その土地のエネルギーや環境が根本から変わってしまうまでは、その場所で持ちこたえようとするのです。
しかし、その土地から自然のままの野生がすっかり失われたとき、イエルバサンタは姿を消します。
このハーブを燃やしたり、持ち歩くことであなたの内側にある神聖さや、自然な状態をはぐくみ保護してくれるでしょう。
はげましてほしい時、しっかりと大地に足をすえて自分のいる場所でがんばっていく時に使うとよいでしょう。
また、イエルバサンタは体のツボを温めるのに使うハーブとしては、お勧めのハーブのひとつです。
小さなイエルバサンタのバンドルを使い手や足、顔や首のツボを温めます。
(髪の毛が燃えないよう注意しましょう。)
頭痛を和らげたり筋肉痛を緩和してくれます。
他には、せきや熱のある時にはお茶にしたり、オイルに入れてマッサージに使います。
ココナッツオイルとイエルバサンタで作られた Salve というオイルは乾燥肌やカサカサの唇によいでしょう。
イエルバサンタが開花する時期にはハミングバードが引きつけられ寄ってきます。
お庭のハーブたちを燃やすと、素晴しくいい香りに包まれるだけでなく、
このようなかわいらしい優美なお客様もいらっしゃいます。
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イエルバサンタは、アメリカのカリフォルニアからオレゴンにかけての太平洋岸、またメキシコ北部に
分布する低木の常緑樹で乾燥にとても強い植物です。白から紫がかった繊細な印象の花を咲かせます。
葉はいつでも収穫ができますが、葉に粘着性のある蜜が出て良い香りがするため、とりわけ秋がよいでしょう。
イエルバサンタは、多くのカリフォルニア先住民族たちによって価値のある大切な植物として扱われてきました。
初期のカリフォルニアを訪れたスペイン人はこの植物にとても感動し、
「イエルバサンタ」スペイン語で「聖なる植物」という名前をつけました。
先住民族のサリナーン族が Mission San Antonio de padua のスペイン人神父にイエルバサンタを紹介し、
その教会では3大メディカルハーブのひとつとして使われたそうです。
先住民族や開拓者たちはイエルバサンタを「全てを癒す薬」として使っていました。
また、イエルバサンタは荒れた土地を回復させて安定させたり、水辺の土手を固定する働きがあります。
イエルバサンタの種は荒れた土地でも簡単に発芽し、根が浅く広く広がる為、
土の流出によってやせている土地を固定し、回復させることができるのです。
◇先住民族の民間療法◇
葉や花は、食べたりお茶にしたり、葉のエキスを抽出したり、湿布として、発熱、せき、風邪、胃痛、
ぜんそく、上部呼吸器感染、アレルギー性鼻炎、花粉症、リウマチ、胸膜炎、血液の浄化に使います。
気管支を広げる作用があるため、先住民族は葉を噛んでぜんそくの治療などに使っていました。
お茶は頭痛や結核の症状に使われました。
淋病を治療する為に水の代わりにイエルバサンタのお茶を1ヶ月飲んだという記述もあります。
また、サリナーン族は葉の煎じ薬を眼の治療に使い、後に、Mission San Antonio
de padua の人たちは、
コルク栓付きグラスの水に葉を浮かべて太陽にあてて眼の治療薬を作りました。
葉をいぶしたり噛んで喘息、咳、風邪、頭痛、胃痛に使ったり、熱した葉をおでこに置いて、
頭痛やそのほかの痛みをを和らげることに使います。
すりつぶした葉は外用薬として擦り傷、切り傷、膿、筋肉痛、また骨折の際の腫れや痛み止めにも使われます。
イエルバサンタ単独で、もしくは他のハーブと組み合わせて人間や動物たちの感染した傷口に使うこともできます。
また、枝や葉をスチームバスで、燃やしてリウマチの治療に使います。
◇食用◇
バルサムのような甘い味でその後つんとした刺激がありますが、苦い後味はありません。
暖かい日にはイエルバサンタの葉から心地よい甘い香りが漂います。
風味を添えたり、苦味を消す働きがあり、キニーネというマラリヤ治療薬の不快な味をごまかす為にも使われます。
◇その他◇
先住民族のオーロン族はイエルバサンタの葉を編んで、スカートやエプロンにしました。
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<使い方>
1.アバロンシェルもしくは耐熱性の器とチャッカマン等のライターを用意します。 2.イエルバサンタの葉を1枚取って端に火をつけます。 3.手であおいで火を消し、煙が立ち昇るようにしてアバロンシェルや器に置きます。 (途中で煙が出なくなった場合はまた火をつけて下さい。) 4.煙の中に、浄化したいアクセサリーや石を10秒程度くぐらせます。 5.浄化が終わったら、火が完全に消えたのを確認して終了します。 窓を開けて煙を流し、部屋の換気を十分に行います。 ※火の取り扱いには十分ご注意下さい。
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イエルバサンタは火をつけてもすぐに消えてしまう場合が多いため、
香炭とふじ灰を用いてお使い頂くことをお勧めします。
また、イエルバサンタに直接火をつけて燃やすよりも、
ミニ香炭を用いた方が、甘くまろやかで素晴しい香りを楽しむことができます。
<購入後の保存方法>
高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所に置いてください。
チャック付の袋入りとなりますが、乾燥剤を入れるなどして保存されることをお勧めいたします。